シリアスゲーム 医術復興
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作者:はルひ
一言:だんだん記憶が戻っていくのが好きだから考えた
EIKI:
斬新さ:★★☆
完成度:★☆☆
ゲームを通して学ぶ知識。進研ゼミの付録とかでありそうですね。
昔チャレンジについていた謎の電子ゲームで、歴史上の出来事をカードにして戦うゲームが
ありましたが、年号が即ち戦闘力で、平安時代や戦国時代の微妙な年代の差が勝敗に直結
するので結構年号を覚えられました。東京オリンピック最強。
医学全般にフォーカスすると恐らく難解なので、「家庭の医学」あたりに絞り、
患者の症状から病気の推測を行うようなゲームにするとライトで実用的な感じのモノに
仕上がると思います。
しかし、ポスアポの背景で普通に診療している絵面はなんともシュール。企画書にも是非
それを出して欲しかったです。
持込評価:作らない。学習ゲームならもう一工夫欲しいですね。医術である必然性も。
ゲームキャスト
やりたい度:★☆☆
宣伝しやすさ:★★☆
プレイヤーが医学を学ぶことでゲームが進行する学習ゲーム……。
ゲームとしては(コピープロテクトという意味もありますが)、付属の本を見ながらゲームを進める『二ノ国 漆黒の魔導書』を思い出しますね。
小中学生向けと書いてありますが、もうすこし物語やゲームのディティールが欲しいところ。
コンセプトは面白いですが、そこを実際に「やってみたい」と思わせる具体が欠けています。
二ノ国なら「魔導書を読んで冒険!」みたいな。
アイデアは良いので、別角度から切り込むと面白くなりそう。
医学じゃなくて建築とかにして、工具の復活とかテーマにして物理パズル的な要素を取り入れるとか。
掲載可否:条件付き可。内容がもう少しゲームよりに見えないと厳しい。
コメント
・部門(脳外、新生児等)を絞れば全然実現可能だと思います。自分は好きです。
・パワポで作ったので字が読めません
・ガチ医学知識いるとかやばすぎぃ!二ノ国みたいに医学書つければ遊べそう?
・自分も「だんだんと記憶が戻ってくモノ」が好きです。医療の知識を高めつつ、点と点が線で繋がるようなストーリーが頭に浮かびました。
・学習要領系ゲームだ、英語系はよくあるけど医学は新しい ゲームを消すのはテンポが悪いのでTipsとかを活用してくれる方が楽しいかも。もしくは雑誌の付録なら本を使ったAR技術とか
・目覚めるとそこはポストアボカリプスだった→結構強引にねじ込んできましたね。タイトル名もインパクトあるのですが、さらに驚いたのは企画書内のゲームは消して普通に医学書で勉強せよといった文。教科書とセットで売るゲームなのかな。要するに、ストーリー付きの学習(クイズ)ゲームという印象です。そしてあまり面白そうに見えない。ゲームっぽい要素が欲しいです。記憶が蘇ることでできるアクションが増えるとかね。
シリアスゲームは面白さとの両立が難しいので、企画立てるの慣れてないなら避けたほうがいいかと思いました。何故医学にしたのだろうか? もう少しゲームで覚えやすい題材にしたらいいのではと思った。医学や医者の部分は色んなものに取り換えれば成立しそうですね。赤字の部分は読みにくいので目立たせよう。
失われた医術を取り戻すアイデアは素敵。セルフツッコミされてるが医学書を読んで回答はさすがに厳しいと思うのでシステム面でもうひと声欲しい。
・何より興味深いのがシリアスゲームと銘打っている点。どのような切り口・表現で医療を見せるか気になる。
ただし企画書内で「医学は実現不能っぽいので小学生用」としているのはマイナス点。子供騙しで子供は騙されない。手塚治虫をはじめ医療知識とエンターテインメントを両立している作品は実在するのだから。